2.近代の幕開け 明治期②

街並みと郵便役所

 「明治13年の大火」までは、古町通・本町通とも間口が狭く奥行きが長い妻入りの木造住宅が軒を連ねていました。『古町通新津屋小路付近』の写真では、左右とも旅籠屋で、新津屋小路堀の左たもとに太政官札(立て札)が見えます。
 『新潟郵便役所』は、明治5年(1872)に旧新潟奉行所内の物置を改装して事務を取り始め、明治6年(1873)10月に本庁舎が本町通柾谷小路西角(旧町会所跡・現第四銀行)に白い壁とアーチのついた鎧戸風の窓が印象的な擬洋風建築として竣工しました。この新潟郵便役所も「明治13年の大火」で焼失しました。
※ 擬西洋建築とは、明治初期に日本人大工が西洋の建築に似せて建てた建築物のことです。

(写真提供 / 新潟市)


古町通 新津屋小路付近(明治6年・1873年)

 


西堀 柾谷小路付近(明治6年・1873年)

 


新潟郵便役所(明治6年・1873年 竣工)/ 明治13年焼失

 

 


新潟郵便役所正面(本町通側)

 


本町通7番町 / 左側 新潟郵便役所