8.変化する街並み 昭和初期①

百貨店の出現

 進化する「柾谷小路」は幾度の大火で主要な建物の焼失と復興を繰り返してきました。昭和8年(1933)に「2代目市役所」が焼失するなか、拡幅と舗装化を行いました。拡幅に伴い「2代目警察署」は移転し、替わって「小林百貨店」が昭和12年(1937)9月30日に開店しました。前日には「万代百貨店」が開店し、この2つの百貨店は後に「新潟三越(昭和55年・1980)」、「大和百貨店(昭和18年・1943)」となり、大和百貨店は、平成22年(2010)の「大和新潟店」閉店まで街の賑わいにはかかせない存在になりました。掲載した『柾谷小路古町通付近』の写真を見ると左手奥に、昭和3年(1928)竣工の「3代目第四銀行本店」があり、その手前に「新潟郵便局舎」が、明治45年(1912)以来変わらず建っています。その後、郵便局舎は建てかえられ、昭和14年(1939)に竣工しました。「3代目市役所」は戦争のため、資金難・資材難のために昭和18年(1943)の竣工となりました。

(写真提供 / 新潟市)


小林百貨店(昭和12年・1937年 竣工)/ 昭和55年「新潟三越」に改称

 


大和百貨店(昭和12年・1937年 竣工)「大和百貨店」になるのは、昭和18年

 


柾谷小路古町通付近

 


第四銀行本店(昭和3年・1928年 竣工)